こんにちは!
『FTMつよしくんの気になる言葉を考えるよ』ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます!
今回は、このサイトのタイトルにも入っております、『FTM』って何?ということについて書いていきたいと思います!
ぼくの自己紹介みたいな感じになるかと思いますが、お付き合いくださると嬉しいです!
FTMってなんだ!?
簡単に言うと、身体(戸籍上)は女性で、心は男性ということです。
最近はこういうことも普通というか、公にしている方もたくさんいらっしゃるので大体の方はご存知かもしれませんが…
Female(女性)To Male(男性)
ということです。
ちなみに、その逆 MTFは
Male(男性)To Female(女性)
ということです。
そして、このFTMやMTFというのは、恋愛対象の問題ではなく自分の性別に対する認識の問題です。
なので、FTMで恋愛対象が男性の方(ゲイ)もいればMTFで恋愛対象が女性の方(レズビアン)、どちらも恋愛対象になる方(バイセクシャル)もいます。
ぼくの恋愛対象は女性です。今のところは。(笑)
生まれて今日まで、男性に恋をしたことがないので恐らくは女性のみが恋愛対象なのでしょう。
性別は十人十色?
人間というのは、物事をカテゴライズして分けてわかりやすくしたがる生き物ですよね。それがインテリジェンスなんだとぼくも思います。
安心するんですよね。
なので、今までにFTMやMTFに会ったことのある方は、その人があなたのFTMやMTFの見本になっていると思います。
ですが、注意していただきたいのです。
それは、性別とは本当に十人十色なんですね。
ぼくは、性別とは人間の生き方だと思っています。人生なんです。
そう言えば、性別が十人十色と言うのも納得できませんか?
ぼくはFTMですが、FTMの中では恐らくものすごく男に偏ったわかりやすいFTMです。
例えば、金八先生で上戸彩さんが演じた『鶴本 直』のような(フォークで喉を刺したりはしてない笑)
ぼくが一番最初に性同一性障がいに触れたのがこの『鶴本 直』だったのでめっちゃ印象に残ってます。
胸が嫌でつぶしたりもまぁしてないんだけど(めっちゃ貧乳だったからwww)
とにかく、女であることが嫌で嫌で耐えられなかったんですよね。
思春期は考えないようにして過ごしましたが、20歳頃に(性欲も一緒にw)爆発してもう無理だ!!!ってことでカミングアウトに至ったわけです
(これでも本当に苦悩はしたんですが)
そこからはとにかく早くホルモン療法と乳房切除手術(貧乳のくせにw)をする為に突っ走った感じでしたね。
よくインターネットなどで調べると、きちんと考えてからやらないと後悔しても戻れないって書かれてるんですけど
ぼくからしたら、戻りたくないから戻れない仕様でありがとう!という感じです(笑)
ぼくは女性であることや女性としての自分の身体に何の未練も思い入れもないです。
本当にマジでまっっっっったくないです。(笑)
しかし、FTMで自分の身体的な性別に違和感はあっても、ぼくのように男として生きる以外生きる道はない!というわけではない方もいるんですね。
違和感はあるけどどこまで治療をしたいかとか、そもそも治療はしなくてもいいとか
本当にひとりひとり違うんですよね。
当事者だからこそぼくは、当事者と話す時は気を遣います(笑)
たまに、ぼくのようなはっきり振り切っているFTMは治療をしないFTMをFTMと認めないと思っている方がいるんですよね。
いや、実際本当にどこまで治療しているとか、ホルモン治療を始めてどれくらい経っているとかでマウンティングしてくるアホな方もいるはいるんですよ。
だから、治療まではしなくても…とか、色々事情があって治療できないんですという方が負い目を感じているパターンと、卑屈になっているパターンとあります。
ぼく自身も、自分にとっては治療が当たり前だからみんなもそうだと決めつけてるように聞こえる発言になっていないかかなり気を付けています。
ただ、あんまりFTMの友達がいないんですけどねwwwww
困ったときのFTX,MTX
言うたら中性ですよね!!!
ぼくも中性的な美しい青年になるつもりだったんですけどね…。
ぼくはどちらかというと、FTXの友達が多いと思います。
Xの人ってナチュラルで無理がなくて一緒にいて楽なんですよね。
変に男らしいとか、女っぽいから嫌だとか言わないし、Xの人は人間としても一緒にいて落ち着く優しい人が多いと思います。これはめっちゃくちゃぼくの偏見ですけど(笑)
この人は親友だ、と思う友人もFTXです。
前に一緒にお酒を飲んでいるときに、『どこまで治療したいとかあるの?』って聞いたら
『ん~何も考えたことないなぁ(笑)というか、自分が女なのかとか男なのかとかあんまり興味ないかも。それより健康でいたい(笑)』
って言われて、本当にそれな!!!!って激しく同意したんですけど(笑)
性別って、本当に人生なんですよね。
どうやってどんな風に生きるのか?っていう。
性同一性障がいなのか?自分は何なんだ?っていう疑問は始まりに過ぎなくて
病院に行ったって、最後は自分で決めるしかないんですよ。どう生きるのかを。
だから、決めないという選択も一つの選択だしね。
最後に余談ですが
ぼくの戸籍はまだ女性のままです。でも見た目は男だからいろいろ不便…
なので、5年くらいをめどに戸籍変更の計画を立てています。
今までは戸籍を変えるって男女の世界にひれ伏すことになるような気がして嫌だ!
という変な意地があったんだけど
よく考えたら、不便なことばかりだし戸籍なんてただの紙なんだからさっさとこだわらずに変えればいいじゃんってすっきり思ったので。
あの意地何だったんだろう…?(笑)
ここまで読んで読んでいただきありがとうございます!
今回はここまで!
それでは!!!!